皮膚筋炎に合併した間質性肺炎にミゾリビンが著効した1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Successful use of mizoribine for treatment of chronic interstitial pneumonia associated with dermatomyositis
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抄録
ミゾリビンは免疫抑制剤として腎移植後の拒絶反応の予防,関節リウマチ,ネフローゼ症候群,IgA腎症や全身性エリテマトーデスに用いられている.今回,47歳の女性が皮膚筋炎に間質性肺炎を合併し,副腎皮質ステロイド剤で加療し,アザチオプリンを併用し副腎皮質ステロイド剤減量するも再燃した.そこで,副腎皮質ステロイド剤増量とミゾリビンの併用で治療効果があり,その後,副腎皮質ステロイド剤の減量が可能であった.ここにミゾリビンの副腎皮質ステロイド剤減量効果が示されたので文献的考察も加えて報告する.
収録刊行物
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- 臨床リウマチ
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臨床リウマチ 24 (4), 260-266, 2012
一般社団法人 日本臨床リウマチ学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204341987712
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- NII論文ID
- 130005094902
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- ISSN
- 21890595
- 09148760
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可