アバタセプト投与中の関節リウマチ患者に発症した<i>Streptococcus intermedius</i>による膿胸
書誌事項
- タイトル別名
-
- Primary empyema by <i>Streptococcus intermedius</i> with rheumatoid arthritis during abatacept therapy
この論文をさがす
抄録
アバタセプトは感染症の比較的少ない生物学的製剤とされるが,長期の安全性は不明である.我々はメトトレキサートとアバタセプトを6年間投与し,低疾患活動性を維持していた関節リウマチ患者で,Streptococcus intermedius による有瘻性膿胸を経験した.アバタセプト投与中に発症した膿胸の報告はなかった.生物学的製剤の長期使用で重症感染症のリスクが増大するといわれ,アバタセプト長期使用例で類似症例が発生すると予想され報告する.
収録刊行物
-
- 臨床リウマチ
-
臨床リウマチ 25 (2), 125-129, 2013
一般社団法人 日本臨床リウマチ学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204341819776
-
- NII論文ID
- 130005094935
-
- ISSN
- 21890595
- 09148760
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可