産業連関表からみた農業問題について

• 吉田 泰治

  農林水産省農業総合研究所

書誌事項

タイトル別名

• Some Input-Output Analyses on Japanese Agriculture

抄録

日本農業はいま多くの問題をかかえている。農村社会の高齢化，ウルグアイ・ラウンドによる米の市場開放，農業型地域社会の活性化の問題等々。しかしこれらをI-O分析の見地から科学的に分析することがまず第一の出発点であるべきであるが，マスコミの議論はとかく感情的な傾向に流れ，客観的な評価の裏づけが乏しい。以下農業と食品産業，さらには関連する流通・金融部門をも総合的にとりあげ，日本農業の位置づけをI-O分析のフレームワークによって試みる。最後に米の自由化の効果についても興味ある試算結果が紹介される。

収録刊行物

• Input-Output Analysis

  Input-Output Analysis 4 (3-4), 39-48, 1993

  環太平洋産業連関分析学会

詳細情報

• CRID: 1390001205232928128
• NII論文ID: 130005095504
• DOI: 10.11107/papaios.4.39
• ISSN: 21873208
• ISSN: 13419803
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/papaios/4/3-4/4_39/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可