防潮堤の倒壊を考慮した津波越流に対する数値解析

• 石本 健治

  (株)エコー 技術本部構造設計部

• 坂本 佳子

  (株)地震工学研究開発センター 解析部

• 野中 哲也

  (株)地震工学研究開発センター

• 浅野 敏之

  鹿児島大学 大学院理工学研究科海洋土木工学専攻

• 柴木 秀之

  (株)エコー

書誌事項

タイトル別名

• NUMERICAL ANALYSIS AGAINST TSUNAMI OVERFLOW CONSIDERING COLLAPSING OF SEAWALL

抄録

レベル2津波においては，防潮堤の設計で想定した津波高より高くなることがあり，津波が防潮堤を越流することが予想される．その場合の減災にあたっては，防潮堤を津波が越流したときに背後にある建物などへの影響を検討しておく必要がある．<br>　本研究は，津波波力による防潮堤の倒壊挙動を近似的に表現できるモデル化手法と，その時の流れの解析方法を提示し，津波の越流及び防潮堤の倒壊挙動の検討を行った．さらに防潮堤背後の建物に作用する津波波力の特性を明らかにし，防潮堤の倒壊状況による特性の変化を検討した．

収録刊行物

• 土木学会論文集B3（海洋開発）

  土木学会論文集B3（海洋開発） 71 (2), I_527-I_532, 2015

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• seawall
• tsunami force
• collapse
• tsunami overflow
• numerical analysis

詳細情報

• CRID: 1390282680329268224
• NII論文ID: 130005097516
• DOI: 10.2208/jscejoe.71.i_527
• ISSN: 21854688
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejoe/71/2/71_I_527/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可