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- 石澤 賢一
- 山形大学大学院医学系研究科 血液・細胞治療内科学講座
書誌事項
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- Low grade lymphoma: research progress and questions about treatment
- 低悪性度リンパ腫 : 治療の進歩とその課題
- テイアクセイド リンパシュ : チリョウ ノ シンポ ト ソノ カダイ
- ―治療の進歩とその課題―
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抄録
濾胞性リンパ腫の治療方針は,限局期,低腫瘍量(無症候性)進行期,高腫瘍量(症候性)進行期の三つに分けて検討される。限局期では放射線療法24 Gyが,標準治療と考えられるが,無治療経過観察(以下WW),rituximab単剤,免疫化学療法の評価が必要である。低腫瘍量(無症候性)進行期では無治療経過観察が標準治療と考えられていたが,rituximab単剤の導入療法の有用性が示唆された。高腫瘍量(症候性)進行期ではrituximab併用化学療法が全生存率を改善した。化学療法としては,CHOP療法,bendamustineが優れていた。Rituximab維持療法は,高腫瘍量(症候性)進行期での有用性が示された。非濾胞性リンパ腫では,原発性マクログロブリン血症でフルダラビンの有用性,MALTリンパ腫でアルキル化剤にrituximabを追加することの有用性が示されたが,更なるエビデンスの蓄積が必要である。新規薬剤ではlenalidomide, idelalisib, ibrutinibで,大規模な臨床試験が実施中である。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 56 (10), 2039-2046, 2015
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205035849472
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- NII論文ID
- 130005103272
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 026758393
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- PubMed
- 26458443
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可