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- 家子 正裕
- 北海道医療大学歯学部内科学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- Novel oral anticoagulants (NOAC)
- シンキ ケイコウ コウギョウコヤク
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抄録
トロンビン阻害薬(DTI)やXa因子阻害薬(Xa-INHs)の新規経口抗凝固薬(NOAC)は,ワルファリン(WF)に代わって心原性脳塞栓症予防の主役になりつつある。DTIは,細胞性凝固反応における開始期の初期トロンビンと増幅期にフィードバックするトロンビンを抑制する。一方,Xa-INHsは増大期(プロトロンビナーゼ複合体)のXa因子を抑制する。NOACの血中半減期は短いため,血中濃度にピーク期とトラフ期が存在する。ピーク期にはNOACの薬理効果で,トラフ期には患者自身のアンチトロンビンなどの生理的凝固調節因子(PCIs)で血栓形成を抑制する。PCIsは血管内皮細胞(ECs)上で効果を発揮するため,ECsが障害された状況ではNOAC療法は難しい。NOAC臨床試験のメタ解析では,WF療法と比較し脳卒中・全身性塞栓症は19%減少し,副作用としての頭蓋内出血は52%の減少を認め有効性が示唆された。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 56 (10), 2123-2133, 2015
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205035879552
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- NII論文ID
- 130005103288
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 026758519
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- PubMed
- 26458452
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可