P7-038 末梢血TregにおけるKi67の発現とAbataceptによるTregの変化との相関  [in Japanese]

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Author(s)

    • 前田 伸治
    • 名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学
    • 前田 智代
    • 名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学
    • 難波 大夫
    • 名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学
    • 新実 彰男
    • 名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学

Abstract

【目的】関節リウマチにおいて,Abatacept(ABT)治療はリウマチ病態を改善する.ABTは病的なエフェクターT細胞を抑制する一方で,制御性T細胞(Treg)にも変化を及ぼし,Tregの割合・活性化を減少させる.これらTregの変化を個別に予測することは,自己免疫寛容によるDrug freeを目指す観点から重要である.今回我々は,細胞周期関連核タンパク質で細胞増殖マーカーであるKi67の末梢血Tregでの発現と,Abatacept治療前後におけるTregの変化との関連を検討した.【方法】Abatacept治療を受ける関節リウマチ患者(n = 42)のABT投与前,投与後4週間の末梢血におけるTregの変化(CD4+Tcell中の割合,CD25発現量)とKi67の発現(Treg中のKi67+の割合,発現量)を,フローサイトメトリーを用いて調べ,相関の有無を解析した.【結果】ABT治療前後(0, 4wks)において,Tregの割合(4.7%,3.2%,P = 0.003),Treg中のCD25発現(MFI P = 0.003),Ki67+の割合(MFI P = 1.04e-07)は有意に減少したが,Ki67+TregにおけるKi67発現量(MFI)の変化は見られなかった.治療前のKi67+Treg中のKi67発現量(0wks)が増加するほど,ABT前後でTregが有意に減少した(P = 0.049).また同Ki67発現量(0wks) はABT治療後のTregの活性化の指標となるCD25発現量(4wks)と有意に正の相関を示した(P = 0.004).【結論】Tregの増殖マーカーを測定することでABT治療後のTregの状態を予測できる可能性が示された.

Journal

  • Japanese Journal of Clinical Immunology

    Japanese Journal of Clinical Immunology 38(4), 366b-366b, 2015

    The Japan Society for Clinical Immunology

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130005104534
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    0911-4300
  • Data Source
    J-STAGE 
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