極端な気象擾乱における高波の非線形特性について

• 森 信人

  京都大学 防災研究所

• 高木 友典

  株式会社大塚商会

• 間瀬 肇

  京都大学 防災研究所

• 安田 誠宏

  京都大学 防災研究所

• 島田 広昭

  関西大学 環境都市工学部

書誌事項

タイトル別名

• NONLINEAR CHARACTERISTICS OF WAVE HEIGHT IN AN EXTREME WEATHER CONDITIONS
• キョクタン ナ キショウ ジョウラン ニ オケル タカナミ ノ ヒセンケイ トクセイ ニ ツイテ

抄録

日本海沖では，稀に冬季を中心に急速に発達し台風並みの暴風雨をもたらす温帯低気圧が発生する．一方，太平洋沖では，夏季に台風が接近または上陸し，両者は沿岸部に大きな被害をもたらす．近年の研究により，波浪のスペクトル形状から最高波高H_maxの頻度や期待値を求めるという方法が提案されている．しかし，実際の気象条件下で，どの程度の精度で推定可能かは不明である．そこで本研究では，ここ数年で特徴的な気象擾乱である，2012年4月に発生した日本海低気圧と同年9月に発生した台風1216号，および2014年10月に発生した台風1418号を対象に，スペクトル型波浪モデルを用いて有義波高H_1/3および最高波高H_maxの推計を行った．

収録刊行物

• 土木学会論文集Ｂ２（海岸工学）

  土木学会論文集Ｂ２（海岸工学） 71 (2), I_457-I_462, 2015

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• 極大波
• 台風
• 温帯低気圧
• 波候
• 非線形波

詳細情報

• CRID: 1390282680296358400
• NII論文ID: 130005109235
• DOI: 10.2208/kaigan.71.i_457
• ISSN: 18838944
• ISSN: 18842399
• NDL書誌ID: 027080261
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027080261
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kaigan/71/2/71_I_457/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可