高脂肪食摂取ラットのアルカリホスファターゼ活性に及ぼすビタミンK₂（メナキノン）摂取の影響

• 祓川 摩有

  日本女子大学家政学部食物学科栄養学研究室 聖徳大学児童学部児童学科

• 田辺 里枝子

  日本女子大学家政学部食物学科栄養学研究室

• 曽我部 夏子

  駒沢女子大学人間健康学部健康栄養学科

• 山田 麻子

  日本女子大学家政学部食物学科栄養学研究室

• 五関‐曽根 正江

  日本女子大学家政学部食物学科栄養学研究室

書誌事項

タイトル別名

• Effects of Vitamin K₂ (Menaquinone) on Alkaline Phosphatase Activity in Rats Fed a High-fat Diet
• 高脂肪食摂取ラットのアルカリホスファターゼ活性に及ぼすビタミンK₂(メナキノン)摂取の影響
• コウシボウショク セッシュ ラット ノ アルカリホスファターゼ カッセイ ニ オヨボス ビタミン K ₂(メナキノン)セッシュ ノ エイキョウ

抄録

高脂肪食にビタミンK₂ (メナキノン) を添加し, アルカリホスファターゼ (ALP) への影響について検討を行った。7週齢のSD系雌ラットを対照 (C) 群, メナキノン-4 (MK-4) を添加したビタミンK食 (600 mg/kg diet) (K) 群, 高脂肪食 (F) 群, 高脂肪食にMK-4を添加した高脂肪ビタミンK食 (600 mg/kg diet) (FK) 群の4群に分けた。実験食開始83日後において, 十二指腸のALP比活性はK群がC群に比べて有意な高値を示し, FK群がF群に比べて有意な高値を示した。また, 大腿骨のALP比活性において, K群がC群に比べて有意な高値を示し, FK群はF群に比べて有意な高値を示した。以上の結果より, 高脂肪食摂取時においてもビタミンK摂取により, 小腸および大腿骨のALP活性が上昇することが明らかになった。

収録刊行物

• 日本栄養・食糧学会誌

  日本栄養・食糧学会誌 68 (6), 271-277, 2015

  公益社団法人 日本栄養・食糧学会

キーワード

• ビタミンK₂ (メナキノン)
• 高脂肪食
• アルカリホスファターゼ
• 小腸
• 大腿骨

詳細情報

• CRID: 1390001206292800128
• NII論文ID: 130005113552
• NII書誌ID: AN00311992
• DOI: 10.4327/jsnfs.68.271
• ISSN: 18832849
• ISSN: 02873516
• NDL書誌ID: 027011157
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030900872
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/027011157
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027011157
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/68/6/68_271/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2016107006
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可