アクセシビリティ指標に基づく保育所待機児童の発生評価に関する研究-名古屋市緑区を例に-

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON ACCESSIBILITY MEASURES TO CHILD CARE CENTERS APPLYING MATCHING THEORY—FOR MIDORI WARD, NAGOYA AS A SUBJECT AREA—
  • STUDY ON ACCESSIBILITY MEASURES TO CHILD CARE CENTERS APPLYING MATCHING THEORY—FOR MIDORI WARD, NAGOYA AS A SUBJECT AREA—

抄録

近年,我が国では大都市を中心に保育所待機児童の発生が問題視され,施設の拡充等による子育て支援体制の強化が求められている.保育所の需給ギャップと空間的ミスマッチを解決するため,保育所アクセシビリティに関する研究が行われてきた.しかし,いくつかの課題も残されていた.そこで,本研究では,それらの課題を解決するため,マッチング理論を応用した新たな保育所アクセシビリティ指標を提案し,名古屋市緑区を対象として,新たな保育所アクセシビリティを用いた分析を行った.その結果,より現実に近い入所選考プロセスを表現可能となり,保育所アクセシビリティの空間分布だけでなく,待機児童の発生を分析可能であることが確認できた.

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (13)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ