MEN以外の家族性副腎髄質腫瘍―Pheochromocytoma/Paragangliomaと遺伝子異常― Genetic backgrond of Pheochromocytomas/Paragangliomas

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著者

    • 竹越 一博 Takekoshi Kazuhiro
    • 筑波大学医学医療系臨床医学域スポーツ医学/検査医学 Faculty of Medicine, Division of Sports Medicine/Laboratory medicine, University of Tsukuba

抄録

Pheochromocytoma/paragangliomaは40%と遺伝性の頻度が極めて高く,かつ15種類の原因遺伝子が同定されている。この40%という数字はヒトの全て腫瘍性疾患の中でも際立って高値であり,褐色細胞腫は遺伝性腫瘍と認識される。従って,今後の褐色細胞腫の診断と治療には原因遺伝子同定が必要と考えられる。さらに15~20%の症例に腫瘍細胞における体細胞遺伝子変異による発症も報告されている。遺伝性の頻度が高い点と変異遺伝子毎に臨床症状が異なる点を勘案すると,本疾患は遺伝情報を用いたオーダーメイド医療を考慮すべき疾患であり,今後そのロールモデル的役割を担うことが期待される。

収録刊行物

  • 内分泌甲状腺外会誌

    内分泌甲状腺外会誌 32(3), 189-195, 2015

    日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    130005114827
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12566955
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    2186-9545
  • NDL 記事登録ID
    026749342
  • NDL 請求記号
    Z19-2463
  • データ提供元
    NDL  J-STAGE 
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