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- 石埼 卓馬
- 群馬大学大学院医学系研究科 生体統御内科
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- 三井 健揮
- 群馬大学大学院医学系研究科 生体統御内科
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- 内山 由理
- 群馬大学大学院医学系研究科 生体統御内科
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- 小川 孔幸
- 群馬大学大学院医学系研究科 生体統御内科
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- 小磯 博美
- 群馬大学医学部附属病院 腫瘍センター
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- 滝沢 牧子
- 群馬大学大学院医学系研究科 生体統御内科
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- 横濱 章彦
- 群馬大学医学部附属病院 輸血部
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- 斉藤 貴之
- 群馬大学大学院保健学研究科 生体情報検査科学
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- 半田 寛
- 群馬大学大学院医学系研究科 生体統御内科
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- 塚本 憲史
- 群馬大学医学部附属病院 腫瘍センター
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- 村上 博和
- 群馬大学大学院保健学研究科 生体情報検査科学
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- 野島 美久
- 群馬大学大学院医学系研究科 生体統御内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Primary leptomeningeal B-cell lymphoma with normal pressure hydrocephalus at diagnosis
- 症例報告 正常圧水頭症で発症した軟髄膜原発B細胞性リンパ腫
- ショウレイ ホウコク セイジョウアツ スイトウショウ デ ハッショウ シタ ナンズイマク ゲンパツ B サイボウセイ リンパシュ
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抄録
症例は80歳男性。歩行障害,物忘れで発症,頭部MRIと髄液排除試験で正常圧水頭症が疑われたが,髄液の細胞診とフローサイトメトリーの所見からB細胞性リンパ腫と診断した。頭部・脊髄MRIでは脊髄の腹側,背側表面に造影効果を認め,軟髄膜原発悪性リンパ腫(PLML)と診断。Methotrexate (MTX)髄注開始後,髄液所見,健忘症状,歩行障害は改善し,造影MRIの髄膜病変は消失した。3か月後に左顔面神経麻痺症状で再発したが,rituximab投与とMTX髄注で神経症状は消失した。その後造影MRIで脊柱管内に腫瘤性病変を認めたが,3か月ごとのMTX髄注のみで発症後4年間,神経症状なく経過している。PLMLは診断が困難で非常に稀な疾患であるが,定期的な髄注が病勢進行の抑制に有効であった。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 56 (12), 2441-2446, 2015
一般社団法人 日本血液学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680014007936
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- NII論文ID
- 130005116919
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 027034258
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- PubMed
- 26725352
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可