書誌事項
- タイトル別名
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- Accuracy Improvement of Building Damage Detection Using High-Resolution SAR Images Observed from Different Directions
抄録
高分解能SAR画像による建物被害の検出精度の向上を目指して, 2010年ハイチ地震の被災地を対象として, 撮影方向が異なる2ペアの地震前後のSAR画像を用いて, 個々の建物の倒壊の有無を判別する解析を行った.まず, 撮影方向がほぼ同一の1ペアの画像と建物フットプリントデータを用いて, 地震前後の強度差分値と相関係数に基づく線形判別解析から, それぞれの検出精度を比較したところ, 画像の撮影方向と建物の立地方向の関係によって精度が変化することを明らかにした.さらに, 2ペアの画像を用いた判別解析を行い, 1ペアの画像解析に比べて検出精度がやや向上することを示した.
収録刊行物
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- 日本地震工学会論文集
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日本地震工学会論文集 15 (7), 7_390-7_403, 2015
公益社団法人 日本地震工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205359446272
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- NII論文ID
- 130005117817
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- ISSN
- 18846246
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可