シクロデキストリンを用いる糖認識センサーの開発

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タイトル別名
  • Development of Sugar Sensors by Use of Cyclodextrins
  • シクロデキストリン オ モチイル トウ ニンシキ センサー ノ カイハツ

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抄録

糖はその構造の多様性および生命過程における重要性から,水中における簡易,迅速かつ選択的な識別が重要課題となっている。そのため,現在様々なセンサーが開発されている。なかでもボロン酸は糖などのジオールと共有結合性の環状エステルを形成することが知られており,糖認識センサーを設計する上で重要な官能基となっている。本稿では,フェニルボロン酸の応答原理と糖選択性,および多点でのグルコース認識の重要性を紹介する。また,ボロン酸型蛍光センサーとシクロデキストリン(CD)の組み合わせを用いた超分子型化学センサーの設計について,CD複合体および化学修飾CD複合体の糖認識機能を中心に解説する。

収録刊行物

  • Oleoscience

    Oleoscience 13 (3), 117-122, 2013

    公益社団法人 日本油化学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (2)*注記

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