スピーチカニューエを使用し長期人工呼吸器管理から離脱した大動脈弁置換術後の1症例

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タイトル別名
  • A case of respirator secession using speech cannula after the aortic valve replacement
  • 症例報告 スピーチカニューレを使用し長期人工呼吸器管理から離脱した大動脈弁置換術後の1症例
  • ショウレイ ホウコク スピーチカニューレ オ シヨウ シ チョウキ ジンコウ コキュウキ カンリ カラ リダツ シタ ダイドウミャクベン チカン ジュツゴ ノ 1 ショウレイ

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抄録

心臓外科術後,人工呼吸器管理が約5カ月と長期にわたった症例の理学療法を経験した。術後早期からのモビライゼーション,および四肢筋力増強運動などの理学療法介入により,身体機能および動作能力に向上を認めた。しかしながら,呼気流量制限が原因と考えられる高二酸化炭素血症を呈するなど,呼吸状態と身体機能の改善に乖離がみられ,その結果人工呼吸管理が長期化していた。そこで呼気時の気道内圧維持を目的にスピーチカニューレを使用したところ,呼吸状態に改善がみられ人工呼吸器離脱に成功した。

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