不安全行動に対する簡易デバイスを用いたモニタリング手法に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON MOTIONING METHOD USING A SIMPLE DEVICE FOR UNSAFE BEHAVIOR

抄録

全産業の中で死亡事故が最も多いのは建設業であるといわれており,効果的な安全教育の確立が望まれている.その中で,工事現場で実際に鋼材などが落ちた場合や作業員が転落した場合を想定した体験型の安全教育など,様々な工夫が取り入れられている.しかし,注意力欠如や危険軽視,慣れなどに起因する不安全行動による事故が後を絶たない.そこで本研究では,作業員の仕事に対する集中力に着目し,非集中時に起こりやすい不安全行動を,簡易デバイスを用いてモニタリングする仕組みを検討した.具体的には,脈拍計付き腕時計を装着した状態で作業を実施し,脈拍の時系列データをリアルタイムに取得した.取得したデータから積分値や差分値などの特徴量を計算し,その値を基に,作業に対する集中力と脈拍との関係性について検証し,集中していない時の脈拍パターンのモニタリング手法を検討した.

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参考文献 (2)*注記

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