骨溶解とネフローゼ症候群を合併した多発性骨髄腫の猫の1例

• 合田 直樹

  セントラルシティ動物病院

• 赤木 洋祐

  セントラルシティ動物病院

• 宇野 理恵

  セントラルシティ動物病院

• 小野 聡弓

  セントラルシティ動物病院

• 志摩 智之

  セントラルシティ動物病院

• 田邊 貴史

  セントラルシティ動物病院

• 多保 智史

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• 樋笠 正晃

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• 吉村 崇光

  セントラルシティ動物病院

• 宇野 雄博

  セントラルシティ動物病院

書誌事項

タイトル別名

• Multiple Myeloma Complicated by Nephritic Syndrome and Osteolysis in a Cat

抄録

12歳の猫の血清蛋白分画においてγグロブリン分画のモノクローナルガモパシーが認められ，尿蛋白分画においてベンスジョーンズ蛋白が疑われた。X線検査にて複数の長骨にパンチアウト像が認められ，骨髄生検にて形質細胞の腫瘍性増殖が確認されたことから，多発性骨髄腫と確定診断した。プレドニゾロン，メルファランにて治療を開始した。タンパク尿，低アルブミン血症，高コレステロール血症，および浮腫を呈し，ネフローゼ症候群を合併し，治療開始から20日目に死亡した。

収録刊行物

• 動物臨床医学

  動物臨床医学 23 (4), 175-179, 2014

  動物臨床医学会

キーワード

• 猫
• 多発性骨髄腫
• ネフローゼ症候群

詳細情報

• CRID: 1390001205192473088
• NII論文ID: 130005125189
• DOI: 10.11252/dobutsurinshoigaku.23.175
• ISSN: 18811574
• ISSN: 13446991
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2015142850
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可