熊本市教師塾「きらり」における師範による指導授業とその授業研究会の効果

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タイトル別名
  • Effect on Master-Teacher Lesson and its Study Conference at Kumamoto City Teacher Training Program "KIRARI" Juku
  • クマモトシ キョウシジュク 「 キ ラ リ 」 ニ オケル シハン ニ ヨル シドウ ジュギョウ ト ソノ ジュギョウ ケンキュウカイ ノ コウカ

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抄録

熊本市教育委員会は,熊本市教師塾「きらり」を平成24年度から開講した.その目的は,教員の授業力向上と学び続ける教員としての資質の育成である.本研修プログラムは「①師範による指導授業」「②塾生による研究授業」「③特別講師による公開授業」「④仲間とともに学ぶ実技講座」で構成されており,塾生からは「①師範による指導授業」の評価が最も高かった.「①師範による指導授業」に関しては,授業研究会における師範の発話と塾生のレポートを分析した結果,塾生全体が先輩教師の個別の教育技術を超えた教師独自の指導理念を受け止める構えが構成されており,教育技術と理念とが一体となって学ばれたため満足度が高くなっていると考えられる.

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