Landsatデータのメタ情報を用いた分光放射、反射率、輝度温度自動変換プログラムの開発

• 岡本 勝男

  農業環境技術研究所

書誌事項

タイトル別名

• Developing Metadata-based Automatic Conversion Program from Digital Number to Spectral Brightness, Reflectance and Brightness Temperature for Landsat Data
• Landsat データ ノ メタ ジョウホウ オ モチイタ ブンコウ ホウシャ 、 ハンシャリツ 、 キド オンド ジドウ ヘンカン プログラム ノ カイハツ

抄録

Landsat TM （Thematic Mapper）/ETM+ （Enhanced Thematic Mapper Plus）/OLI-TIRS （Operational Land Imager - Thermal Infrared Sensor） のデータに対応し、大量の衛星データ使用時の誤入力を防ぐため、データとともに配布される補助情報（メタデータ）ファイルから必要なパラメータを自動的に読み込んでセンサ検知分光放射（大気上端分光放射：以下、assRad）や大気上端反射率（大気上端地表面反射率：以下、toaRef）、センサ検知輝度温度（衛星地点輝度温度：以下、asbTem）に変換するプログラム（以下、DN2RRT4TO8）を開発した。画像解析ソフトウェアERDAS/IMAGINE 上でディジタル・ナンバ（DN）からassRad、toaRef、asbTem へ変換する場合、1 シーン平均20 分かかったが、DN2RRT4TO8 では同14 分で変換できた。DN2RRT4TO8 は使用上の制約はあるが、データ変換時間を短縮でき、パラメータ入力時の誤操作を低減できる。さらに、バッチ処理を用いれば、変換作業をバック・グラウンドで行うことができ、大量データ処理時の効率化に有効である。

収録刊行物

• システム農学

  システム農学 31 (3), 81-90, 2015

  システム農学会

キーワード

• 輝度温度
• 反射率
• 分光放射
• 変換
• Landsat データ

詳細情報

• CRID: 1390001204415630080
• NII論文ID: 130005127612
• NII書誌ID: AN10164125
• DOI: 10.14962/jass.31.3_81
• ISSN: 21890560
• ISSN: 09137548
• NDL書誌ID: 026780822
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030900545
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026780822
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可