モルタルの凝結に銅化合物および亜鉛化合物が与える影響

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タイトル別名
  • EFFECT OF COPPER COMPOUNDS AND ZINC COMPOUNDS ON SETTING OF MORTAR

抄録

本研究では、塩基性炭酸銅、酸化銅(Ⅰ)、酸化銅(Ⅱ)および硫酸銅(Ⅱ)五水和物の4種類の銅化合物と、酸化亜鉛、硝酸亜鉛六水和物、塩基性炭酸亜鉛および硫化亜鉛の4種類の亜鉛化合物を用い、これらがモルタルの凝結特性に与える影響を検討した。その結果、同じ金属であっても塩の種類によって凝結遅延作用が異なること、塩基性炭酸銅と酸化亜鉛の凝結遅延作用が大きいことが分かった。また、塩基性炭酸銅と酸化亜鉛を併用することで、凝結の始発が最大で20日まで遅延することを示した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679805995648
  • NII論文ID
    130005129358
  • DOI
    10.14250/cement.68.164
  • ISSN
    21873313
    09163182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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