書誌事項
- タイトル別名
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- INDUSTRIAL LOCATION AND VULNERABILITY TO NATURAL HAZARDS
抄録
本研究では,被災による企業の撤退を明示的に考慮した産業集積モデルを構築し,均衡における産業立地構造の性質ならびに交通インフラの減災施策が及ぼす影響について分析を行う.数値分析を通じて,均衡における産業立地構造が過剰集積となり,災害に対して脆弱であることを明らかにする.また,交通インフラの減災施策が(功利主義的な)社会的厚生を改善するものの,必ずしも災害脆弱性の低減に寄与するとは限らないことを示す.さらに,分析より得られた知見として,交通インフラ減災施策の便益評価に際して留意すべき点について述べる.
収録刊行物
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- 土木学会論文集D3(土木計画学)
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土木学会論文集D3(土木計画学) 72 (1), 99-112, 2016
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680333653632
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- NII論文ID
- 130005138368
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- ISSN
- 21856540
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- HANDLE
- 20.500.14094/90003401
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可