書誌事項
- タイトル別名
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- EVALUATION ON SHRINKAGE CRACKS OF EXPANSIVE/SHRINKAGE REDUCING CONCRETE
抄録
ひび割れの分散性を評価できる拘束ひび割れ試験により、収縮低減剤および膨張材を単独使用あるいは併用したコンクリートと普通コンクリートのひび割れ性状を比較し、各材料の収縮ひび割れ低減効果を定量化するための検討を行った。その結果、収縮低減剤や膨張材にはひび割れ本数・ひび割れ係数を明確に低減する効果があること、各材料のひび割れ低減効果を無拘束試験体で測定する乾燥収縮ひずみに対応させると、収縮低減剤は普通コンクリートの乾燥収縮ひずみに対する低減量、膨張材は普通コンクリートの乾燥収縮ひずみに対する低減量に初期の膨張ひずみ分として100~150×10-6程度の低減量を加味すること、併用した場合には各材料を単独で使用した場合の効果を足し合わせること、で概ね評価できる可能性があることを示した。
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 69 (1), 341-348, 2015
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679805451776
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- NII論文ID
- 130005140615
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可