圧縮強度が異なるRC床版に走行振動荷重が作用した場合の耐疲労性の評価およびS-N曲線式との整合性に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • EVALUATED THE FATIGUE RESISTANCE AND THE CONSISTENCY OF S-N CURVE IN CASE OF APPLIED THE RUNNING VIBRATION LOAD FOR RC SLABS DIFFERENT FROM COMPRESSIVE STRENGTH

抄録

本研究では、コンクリートの圧縮強度が異なるRC床版に走行振動荷重が作用した場合の耐疲労性の評価およびRC床版のS-N曲線式との整合性について検証した。その結果、コンクリートの圧縮強度が道路橋示方書・同解説に規定する設計基準強度を下回ると耐疲労性が大幅に低下する結果が得られた。また、圧縮強度が30N/mm2を超えると耐疲労性が大幅に向上する結果となった。さらに、荷重振幅が大きくなることにより耐疲労性が低下する結果となった。一方、S-N曲線式においては筆者らが提案するRC床版のS-N曲線式と近似する結果が得られた。よって、圧縮強度および走行振動荷重が及ぼすRC床版の寿命推定が可能となる。

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