きのこの多機能性を科学する  [in Japanese] Scientific approach on multifunctionality of mushrooms  [in Japanese]

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きのこというとどのようなイメージを持つのだろうか?木材保存学の観点から見たきのこは,材を腐朽させたり変色させたりする厄介者といった捉え方もあるだろう。しかしながら,樹木や木材はきのこによって分解され良質な有機質肥料となって森林更新に役立つていることに違いない。また,低カロリーで食物繊維,ミネラル,ビタミンをはじめ生体調節作用を持った機能性物質を多く含んでおり,私たちの日常生活において罹患する可能性のある疾患の予防や治療効果,医薬品との相互的な利用による副作用軽減や機能の相乗・相加効果なども確認されている。わが国では,高齢社会の到来で医療費の負担が巨大化することから予防の観点からも国民の生活習慣の改善を進めている。近年,このような背景をもとにきのこの機能性には特に期待が寄せられている。しかしながら,特定のきのこで医療科学的評価によって効能が確認されても同一名のきのこすべてに対する科学的保証ではないことを認識する必要がある。すなわち,きのこなどの天然素材は,品種,栽培法,収穫ステージによってもその効能が大きく異なるからだ。健康素材としての観点から,きのこの栽培,効能解析,消費者が食す際のポイントについて解説する。

Journal

  • MOKUZAI HOZON (Wood Protection)

    MOKUZAI HOZON (Wood Protection) 42(1), 12-17, 2016

    JAPAN WOOD PRESERVING ASSOCIATION

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130005141125
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00240373
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • ISSN
    0287-9255
  • NDL Article ID
    027080870
  • NDL Call No.
    Z17-745
  • Data Source
    NDL  J-STAGE  JASI 
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