2014年広島豪雨災害において土石流が発生した渓流の状況と被害に関する調査

• 土田 孝

  広島大学大学院・工学研究院

• 森脇 武夫

  呉工業高等専門学校・環境都市工学分野

• 熊本 直樹

  広島工業大学・工学部都市デザイン工学科

• 一井 康二

  広島大学大学院・工学研究院

• 加納 誠二

  呉工業高等専門学校・環境都市工学分野

• 中井 真司

  復建調査設計株式会社・防災部

書誌事項

タイトル別名

• Investigation of debris flow and damaged areas of 2014 Hiroshima landslide disaster

抄録

2014年8月20日に発生した広島土砂災害では，午前3時から午前4時にかけて107箇所の土石流と59箇所のがけ崩れが同時多発的に発生し死者74名，負傷者44名，全壊家屋133棟，半壊家屋122棟という甚大な被害が発生した。本報告では土石流が発生した渓流とその下流の被害状況を中心に調査結果をまとめた。また，土砂災害警戒区域，特別警戒区域の指定を行うための基礎調査で想定されていた被害の規模と実際の被災状況を比較して考察し，基礎調査と区域指定の課題について検討を行った。

収録刊行物

• 地盤工学ジャーナル

  地盤工学ジャーナル 11 (1), 33-52, 2016

  公益社団法人 地盤工学会

キーワード

• 2014年広島土砂災害
• 土石流
• 豪雨災害
• 災害調査
• 土砂災害警戒区域

詳細情報

• CRID: 1390282680235488128
• NII論文ID: 130005142384
• DOI: 10.3208/jgs.11.33
• ISSN: 18806341
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgs/11/1/11_33/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可