在宅脳卒中者の活動性が生活の質に影響を与えるプロセス

• 小沼 佳代

  早稲田大学大学院　人間科学研究科

• 島崎 崇史

  早稲田大学　人間科学学術院

• 高山 侑子

  イムスグループ　埼玉みさと総合リハビリテーション病院　リハビリテーション部

• 竹中 晃二

  早稲田大学　人間科学学術院

書誌事項

タイトル別名

• How Lifestyle Activities Influence the Quality of Life of Stroke Patients
• ザイタク ノウソッチュウシャ ノ カツドウセイ ガ セイカツ ノ シツ ニ エイキョウ オ アタエル プロセス

抄録

〔目的〕在宅脳卒中者の活動性が生活の質に影響を与えるプロセスを明らかにする．〔対象〕在宅で生活する脳卒中者25名．〔方法〕1対1での半構造化面接をおこなった．質問内容は，脳卒中発症からの経過，現在の生活様式，重要な活動およびその理由であった．分析には，修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた．〔結果〕在宅脳卒中者の活動性が生活の質に影響を与えるプロセスには，活動の継続により目的が達成され生活の質の向上につながるというプロセス，および活動の継続により障害への適応が促進され生活の質の向上につながるというプロセスがあった．〔結語〕在宅脳卒中者における活動性の向上を図るには，活動の実施状況を把握するだけでなく，障害への適応の段階を評価し，段階に合わせた支援を行う必要がある． <br>

収録刊行物

• 理学療法科学

  理学療法科学 31 (2), 247-251, 2016

  理学療法科学学会

キーワード

• 脳卒中
• 活動
• 生活の質

詳細情報

• CRID: 1390001204645968256
• NII論文ID: 130005149307
• NII書誌ID: AN10472896
• DOI: 10.1589/rika.31.247
• ISSN: 24342807
• ISSN: 13411667
• NDL書誌ID: 027315245
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/027315245
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027315245
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/31/2/31_247/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2016252666
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可