腓腹筋に対するセルフストレッチング効果の超音波学的解析

DOI Web Site Web Site 参考文献16件
  • 中村 浩一
    常葉大学　健康科学部　静岡理学療法学科
  • 兒玉 隆之
    京都橘大学　健康科学部　理学療法学科
  • 平野 幸伸
    常葉大学　健康科学部　静岡理学療法学科
  • 鈴木 重行
    名古屋大学大学院　医学系研究科
  • 井元 淳
    九州栄養福祉大学　リハビリテーション学部　理学療法学科
  • 梅野 和也
    福岡和白リハビリテーション学院　理学療法学科
  • 岡本 伸弘
    福岡和白リハビリテーション学院　理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Ultrasound Biological Analysis of the Effect of Self-Stretching on the Gastrocnemius Muscle
  • ヒフクキン ニ タイスル セルフストレッチング コウカ ノ チョウオンパガクテキ カイセキ

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抄録

〔目的〕腓腹筋に対するセルフストレッチングが血行動態に及ぼす影響を生理学的に明らかにすることを目的とした．〔対象〕健常男子学生40名40肢左脚とした．〔方法〕Active Individual Muscle Stretching （AID）を施行する条件（AID条件）とストレッチングを施行しない条件（control条件）で，超音波を用いて血管径および血流速度から膝窩動脈の血行動態を評価し，条件間およびストレッチング前後で比較検討した．〔結果〕条件間の血管径に有意差はみられないが，血流速度においてAID前に比べAID後は，有意な速度上昇がみられた．〔結語〕腓腹筋に対するセルフストレッチングは，血流速度を上昇させることから，動脈が支配する筋の血流量を一時的に増加させる可能性が示唆される． <br>

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参考文献 (16)*注記

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