メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対する光線力学療法

• 小澤 俊幸

  大阪市立大学大学院 医学研究科 皮膚病態学

• 森本 訓行

  大阪市立大学大学院 医学研究科 皮膚病態学

• 鶴田 大輔

  大阪市立大学大学院 医学研究科 皮膚病態学

• 粟津 邦男

  大阪大学大学院 工学研究科 環境・エネルギー工学専攻

書誌事項

タイトル別名

• Photodynamic Therapy for Methicillin-Resistant <i>Staphylococcus Aureus </i>

抄録

各種抗生物質に対する細菌の耐性化は世界的な問題となっている．光線力学療法（Photodynamic Therapy: PDT）は，一重項酸素の細胞破壊効果により殺菌作用を起こす．PDT はその作用機序のため，耐性菌を生じる可能性が低く，新たな細菌感染治療法として注目されている．本総説では，メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）に対するPDT について，これまでの報告を紹介するとともに，我々の行っている5-アミノレブリン酸を用いたMRSA に対するPDT について報告する．

収録刊行物

• 日本レーザー医学会誌

  日本レーザー医学会誌 35 (4), 403-407, 2015

  特定非営利活動法人 日本レーザー医学会

キーワード

• 光線力学療法
• MRSA
• 5-ALA

詳細情報

• CRID: 1390001204766296704
• NII論文ID: 130005152322
• DOI: 10.2530/jslsm.jslsm-35_0031
• ISSN: 18811639
• ISSN: 02886200
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jslsm/35/4/35_jslsm-35_0031/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2015154544
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可