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- 浦上 裕子
- 国立障害者リハビリテーションセンター病院第一診療部精神科
書誌事項
- タイトル別名
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- Rehabilitation and Recovery of Patients of Encephalitis with a Memory Impairment
- 脳炎 : 記憶障害の回復とリハビリテーション
- ノウエン : キオク ショウガイ ノ カイフク ト リハビリテーション
- ─記憶障害の回復とリハビリテーション─
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抄録
ヘルペス脳炎と抗NMDA(N-methyl-D-aspartate)受容体脳炎の記憶障害の特徴と回復,予後,リハビリテーションを検討する.ヘルペス脳炎では側頭葉内側部が損傷され,前向性健忘と逆行性健忘を生じ,50%以上の例では1年後も持続する.前向性健忘の著明な改善は認められず,代償手段の活用が必要となる.保たれている手続き記憶を活用した視知覚運動学習が生活全般に汎化され,生活障害の改善につながる可能性がある.抗NMDA受容体脳炎では急性期の免疫療法後の記憶障害全般の回復は良好な場合が多いが,免疫療法の開始が遅れた場合,健忘が残存することもある.遂行機能や展望記憶は改善する場合が多く,これらの機能を汎化して社会参加を促進することが必要である.
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 53 (4), 287-291, 2016
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205276029056
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- NII論文ID
- 130005152505
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- NII書誌ID
- AN00250275
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- ISSN
- 18818560
- 18813526
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- NDL書誌ID
- 027320580
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可