教育実践におけるエビデンスの功と罪

• 内田 良

  名古屋大学大学院

書誌事項

タイトル別名

• Risks and Benefits of Evidence in Educational Practice
• キョウイク ジッセン ニ オケル エビデンス ノ コウ ト ツミ

抄録

 本稿の目的は、学校安全の教育実践におけるエビデンスの功罪について検討することである。そもそも学校安全において、エビデンスは活用されてこなかった（エビデンスの不在）。しかしエビデンスが活用されても、数値が誤読され、そのうえで施策が推進されることがある（エビデンスの罪）。科学的手続きにもとづいてエビデンスが慎重に用いられることが重要であり、こうして実質的な安全が達成されていく（エビデンスの功）。

収録刊行物

• 教育学研究

  教育学研究 82 (2), 277-286, 2015

  一般社団法人 日本教育学会

キーワード

• エビデンス
• 学校安全
• ニューメラシー
• リスク
• いじめ

詳細情報

• CRID: 1390001205293101952
• NII論文ID: 130005152546
• NII書誌ID: AN00056578
• DOI: 10.11555/kyoiku.82.2_277
• ISSN: 21875278
• ISSN: 03873161
• NDL書誌ID: 026600025
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/026600025
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026600025
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可