生合成工学による創薬

DOI
  • 阿部 郁朗
    東京大学大学院薬学系研究科天然物化学教室

抄録

今後の医薬資源の開発について考えた場合,多様性に富む化合物群をいかに効率よく生産し,創薬シードとして提供できるかが鍵になる.学生時代,モルヒネやペニシリンなどの薬用天然物に魅せられて以来30年,一貫して天然物の生合成研究に取り組んできた.生物がどのようにしてあの複雑で多様な二次代謝産物の構造を作り上げるのか? 生物のものづくりの仕組みを解き明かし,更に利用,改変することで創薬に生かすことができれば,との思いからである.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 50 (6), 509-511, 2014

    公益社団法人 日本薬学会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204499447040
  • NII論文ID
    130005160519
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.50.6_509
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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