浸水想定ARアプリにおける画像表現の効果 Effect of the image expression in the inundation assumption AR application

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抄録

バーチャルリアリティ技術の一つであるAugmented Reality (以下ARという)は、スマートフォンの高性能化とその普及に比例するように一般社会への普及が加速した。そのような中、相次ぐ自然災害に対する国民一人ひとりの自助力と防災意識を向上するべく、防災のためのスマートフォンアプリが多数開発され無料で公開されている。近年では特に、ARの利点といわれる「直感的なわかりやすさ」に注目し、AR技術を用いた防災アプリが開発され始めている。<br>そこで、本研究では、浸水想定のためのARアプリにおいて、シミュレーションに用いる画像の表現の違いによる効果について実験によって明らかにする。<br>具体的には、AR技術によってシミュレーションして見せる画像が具体的であるほど被験者自身が災害や災害対策を具体的に想像できるのではないかという仮説を明らかにするための被験者実験と、AR画面とそれに紐づく災害知識を関連づけて表示する構造がユーザの内容理解に与える効果を調べると共に、水の画像表現を組み合わせたときの感情への訴求効果などについても被験者実験により明らかにした。

Particularly in recent years , disaster -prevention apps have begun to be developed that make use of augmented reality (AR) technology , aiming to take advantage of the easy-to-understand intuitiveness that is a strong point of AR . We were able to discover the effectiveness of each of the many components that we considered necessary to an AR flood - prevention app . AR apps were said to be very effective at increasing interest in disaster preparedness , but we also found that they help when imagining disasters such as flooding , and are very effective for understanding a basic alternative plan before a disaster occurs .

収録刊行物

  • 日本デザイン学会研究発表大会概要集

    日本デザイン学会研究発表大会概要集 63(0), 118, 2016

    日本デザイン学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    130005162266
  • 本文言語コード
    JPN
  • データ提供元
    J-STAGE 
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