見た目がやわらかさの印象に及ぼす影響 Effect of appearance on softness impression

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抄録

やわらかさには人を惹きつける魅力がある。ヒトは視覚情報から、色や形といった視覚的印象だけでなく、やわらかさや表面形状といった触覚的印象を感じることができる。そこで本研究では、どのような見た目がやわらかさを感じさせるのかを明らかにすることを目的とした。予備実験において被験者から得られたやわらかさを感じる形には、「丸みを帯びている」「重力を感じる」という特徴があった。そこで、それぞれの特徴を持つ白色の立体サンプルを作製し、印象評価実験を行った。その結果、丸みを帯びているほどやわらかさが感じられた。しかしながら、球体はこれに当てはまらないことが明らかになった。これは、球体を保っている状態が高い剛性を感じさせるためと考えられる。また、重力を感じる形は、潰れているほどやわらかさを感じるとは限らないことが示唆された。サンプル自体の色の影響を考え、透明・半透明のサンプルを作製し、白色サンプルと同様に実験した。その結果、やわらかさを感じる順序に大きな違いは見られなかった。しかしながら、餅やガラスといった身近なものを連想することで、同じ形であっても感じるやわらかさの種類が変化することが示唆された。

The form to feel the softness was considered that there are features called " rounded ", " feel the force of gravity ." As a result of experiment with white samples with each feature, rounded form is felt higher softness, but it became clear that spherical object is not the case. In addition, the form that is too collapsed looked like a rather hard look or liquid. In the experiments with transparent samples and semi-transparent samples, there is not big difference to feel the softness. However, it is suggested that even with the same shape, type of softness is different.

収録刊行物

  • 日本デザイン学会研究発表大会概要集

    日本デザイン学会研究発表大会概要集 63(0), 248, 2016

    日本デザイン学会

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    130005162480
  • 本文言語コード
    JPN
  • データ提供元
    J-STAGE 
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