書誌事項
- タイトル別名
-
- Effects of Rooftop and Verandah Greening on Temperature, Heat Flux and Electric Power Consumption of a Building
- ビル ノ オクジョウ 、 ベランダ(ヘキメン)リョッカ ニ ヨル オンド ・ ネツリュウ ノ セイギョ ト セツデン コウカ
この論文をさがす
抄録
屋上を竹炭埋設した軽量・薄層土壌システムで、最上階(8 階)のべランダを同じく鉢で緑化し、温度、熱流を、またベランダに面する部屋の室温を非緑化階(4 階)とも、通年測定した。 緑化した屋上土壌中ではほぼ熱の流出入が遮断され、温度の日変化は僅かであった。緑化したベランダでは夏季の日中の温度上昇を最高8℃、冬季の夜間の冷却を3~4℃抑制した。その結果、部屋の温度は夏季日中で2~3℃、冬季の夜間は2℃緩和された。春と秋季は緑化がベランダや部屋の日中温度の上昇を抑制した。電力消費量を、エアコン使用の少ない5 月を基準として、両階の各月の比率をもとに、その較差を求めたところ、緑化による節電は年間量で約15%となった。
収録刊行物
-
- 環境情報科学論文集
-
環境情報科学論文集 ceis26 (0), 219-224, 2012
一般社団法人 環境情報科学センター
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680599408768
-
- NII論文ID
- 130005162635
-
- NII書誌ID
- AN10544669
-
- ISSN
- 03896633
-
- NDL書誌ID
- 024207051
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可