国際協力機構が作成した環境アセスメント報告書の質に対する住民協議と代替案検討の有効性

• 上條 哲也

  独立行政法人国際協力機構 社会基盤・平和構築部

書誌事項

タイトル別名

• The Effectiveness of Public Involvement and Comparison of Alternatives on the Quality of Environmental Assessment Reports Prepared by the Japan International Cooperation Agency
• コクサイ キョウリョク キコウ ガ サクセイ シタ カンキョウ アセスメント ホウコクショ ノ シツ ニ タイスル ジュウミン キョウギ ト ダイタイアン ケントウ ノ ユウコウセイ

抄録

環境アセスメント報告書の質に対する住民協議段階の回数，代替案数と評価項目数の有効性を分析した。報告書の質はリー・コリー一括評価手法を用いて評価した。分析の結果，評価項目数が多くなると質の改善が認められた。考察の結果，良い質の報告書を作成する上で，住民協議段階の回数は2，代替案数は5，評価項目数は9 以上が妥当であることが示唆された。最後に，住民協議を行い幅広い影響を対象とした代替案検討の有効性を指摘した。

収録刊行物

• 環境情報科学論文集

  環境情報科学論文集 ceis28 (0), 303-308, 2014

  一般社団法人 環境情報科学センター

キーワード

• 住民協議
• 代替案検討
• 環境アセスメント報告書の質
• リー・コリー一括評価手法

詳細情報

• CRID: 1390282680599417984
• NII論文ID: 130005162709
• NII書誌ID: AN10544669
• ISSN: 03896633
• DOI: 10.11492/ceispapers.ceis28.0_303
• NDL書誌ID: 025953085
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025953085
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可