大腸がん化学予防の現状と将来 Where the colorectal cancer chemoprevention is and where it is going

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著者

    • 武藤 倫弘 MUTOH Michihiro
    • 国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究部|国立がん研究センター研究所発がん・予防研究分野 Division of Prevention, Research Center for Cancer Prevention and Screening, National Cancer Center|Division of Carcinogenesis and Cancer Prevention, National Cancer Center Research Institute
    • 藤井 元 FUJII Gen
    • 国立がん研究センター研究所発がん・予防研究分野 Division of Carcinogenesis and Cancer Prevention, National Cancer Center Research Institute
    • 宮本 真吾 MIYAMOTO Shingo
    • 国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究部 Division of Prevention, Research Center for Cancer Prevention and Screening, National Cancer Center

抄録

年齢調整大腸がん死亡率は治療法の進歩などにより近年減少しているものの,大腸がん患者数自体は増加している.罹患数増加に対して有効な先制医療の確立は医療経済学的にも非常に期待される研究課題/政策課題であり,現時点における答えの1つは,アスピリンを大腸がん化学予防剤として利用することだと思われる.果たして「がん予防により2050年までに80歳未満のがん死亡者をなくす」ことが実際可能なのか? アスピリンのがん予防介入試験を端緒として,ゲノム情報,環境要因,政策上の問題点など,がん化学予防"薬"の実用化に向けての克服すべき課題・問題点を本稿にて考えてみたい.

収録刊行物

  • 日本消化器病学会雑誌

    日本消化器病学会雑誌 113(7), 1186-1190, 2016

    一般財団法人 日本消化器病学会

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