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- 大林 真也
- 東京大学 日本学術振興会
書誌事項
- タイトル別名
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- Explanation of Social Phenomena by Mathematical Models
- 学会賞受賞講演 数理モデルによる経験的な社会現象の説明
- ガッカイショウ ジュショウ コウエン スウリ モデル ニ ヨル ケイケンテキ ナ シャカイ ゲンショウ ノ セツメイ
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抄録
受賞論文では,成員の入れ替えのある流動的な集団において,どのようなメカニズムで助け合いが維持されるのか,というテーマを扱った.具体的には,コミュニティ・ユニオン(個人加盟型労働組合)で行われている助け合いを対象として,このテーマに取り組んだ.方法は経験的調査と数理的研究を組み合わせた分析的物語(analytic narrative)と呼ばれる方法を用いた.まず聞き取りと観察に基づいた経験的調査を行い,次に数理モデルを用いて分析を行い,対象となる助け合いのメカニズムに言及した.受賞論文の意義は,(1)現代的な課題である流動的な社会関係を対象として,協力が達成されるメカニズムに言及したこと,および(2)経験的調査と数理的分析を組合せることにより,社会現象に即した数理モデルを作成し,具体的な社会現象の説明を行ったことにあると考えられる.本稿では,後者の方法論に関して,その重要性を論じ,数理社会学および社会学全体に対して持つ意義を整理する.
収録刊行物
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- 理論と方法
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理論と方法 30 (1), 1-11, 2015
数理社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205165790720
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- NII論文ID
- 130005163412
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- NII書誌ID
- AN10096921
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- ISSN
- 18816495
- 09131442
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- NDL書誌ID
- 026571675
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可