メソポーラスシリカ担持ZrO<sub>2</sub>触媒を用いたバイオマス由来レブリン酸エステルからの<i>γ</i>-バレロラクトン合成

DOI
  • 桑原 泰隆
    大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 京都大学触媒電池元素戦略研究拠点
  • 藤谷 忠博
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • 山下 弘巳
    大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 京都大学触媒電池元素戦略研究拠点

書誌事項

タイトル別名
  • Production of gamma-valerolactone from biomass-derived levulinate esters over ZrO<sub>2</sub> catalyst supported on mesoporous silica

抄録

糖類の分解によって得られるレブリン酸エステルは、水素移動反応および逐次的分子内脱アルコール反応により化学原料として付加価値の高いγ-バレロラクトン(GVL)へと変換される。メソポーラスシリカ担持ZrO2触媒を用いて本反応に適応したところ、バルクZrO2触媒に比べ優れた触媒活性および再利用性を示した。各種キャラクタリゼーションにより、活性種構造と触媒活性との相関を明らかにするとともに、反応メカニズムの解明を行った。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205585835648
  • NII論文ID
    130005166460
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2016.0_42
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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