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- 宇野 研一・東瀬 朗・高野 研一
- 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研 究科
書誌事項
- タイトル別名
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- The Causal Model Based on Safety Culture Assessment Results in Petrochemical Industry
- 石油化学産業における安全文化診断結果に基づく因果モデル
- セキユ カガク サンギョウ ニ オケル アンゼン ブンカ シンダン ケッカ ニ モトズク インガ モデル
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抄録
<p>近年,石油化学産業のようなプロセス産業の保安の確保には,安全文化が重要な役割を果たしていることが認識されてきており,いくつもの診断手法が提案されてきているが,診断結果で明確となった弱点を改善する対策を立案する際には,安全文化の構成要素間の関係を認識しておく必要がある.著者らは,多くの診断データを有していると共に,その結果が安全実績と相関があることが示された安全文化の8 軸に基づく診断手法で蓄積された診断結果に基づき,共分散構造分析を行うことにより8 軸を観測変数とし企業の経営,管理,運転の3 つの階層を構成概念とした因果モデルを構築した.このモデルを活用することにより構成概念スコアを算出して診断結果を比較評価するとともに,明確となった弱点に関わる構成要素間の関係を認識して安全文化醸成対策を立案することが容易となる.</p>
収録刊行物
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- 安全工学
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安全工学 55 (4), 265-271, 2016
安全工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681221273984
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- NII論文ID
- 130005169058
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- NII書誌ID
- AN00012812
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- ISSN
- 24240656
- 05704480
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- NDL書誌ID
- 027598863
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可