09方−26−ポ−50 「体力を高める運動」のねらいを複合化:力強い・巧みな動きを高める運動の実践

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著者

抄録

<p> 「体つくり運動」領域の「体力を高める運動」では、ねらいに応じた運動を行うこと、それらを組み合わせて運動の計画を行うことが求められている。学習指導要領解説には、ねらい別に例が示され、また運動の計画では一つのねらいを取り上げたり、ねらいが異なる運動を組み合わせたりする例が示されている。そのため、一つの運動には一つのねらい、あるいは、一つのねらいに応じるための運動という固定概念が生じ、体力を高めるための運動の鋳型化・貧困化を筆者らは危惧している。そこで本研究では、大学生を対象とした授業において「力強い動き」と「巧みな動き」の二つをねらいとする運動を考案・実践し、ねらいの複合化による運動内容の多様性について検討を行った。具体的には、重い物や人を利用して(力強い動き)、力を調節したりバランスをとったりする(巧みな動き)という発想から運動を実践した。その結果、創意工夫がより自由になり、運動内容の広がりが認められた。ねらいの複合化によって、より楽しく効果的な運動へと発展できる可能性が示唆された。</p>

収録刊行物

  • 日本体育学会大会予稿集

    日本体育学会大会予稿集 67(0), 273_2-273_2, 2016

    一般社団法人 日本体育学会

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