13ア−24−口−06 ブラインドランナーの練習環境

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抄録

<p> 視覚障害のあるランナー(ブラインドランナー)が練習を十分に行うことができていない主たる原因として、伴走者の数が不足していることが指摘されている(鈴木2006、岡村ら2010)。そこで本研究では練習回数の多いランナーが行っている工夫、満足度を高めている要因を分析し、練習環境を改善する方法を検討することを目的とした。調査は練習会や大会においてブラインドランナーを対象に、現在の練習状況、満足度、練習回数を増やす工夫等について聞き取りをした。その結果ランナーの練習回数、距離は晴眼者と比較して少なかった。またランニング以外の運動を含めた運動回数、量は多くのランナーの健康という目的を満たすものではなかった。練習回数が十分であると回答したランナーが行っている工夫として練習会等に積極的に参加する、伴走者に他の伴走者を紹介してもらうことなどが挙げられたことから、ランナーからの積極的な取り組みが練習環境の改善につながると考えられる。ランニング以外の運動を行っているランナーの満足度が高い傾向にあったことから、ランニング以外の運動を行うことで満足度が向上し、ランニングの継続につながることが示唆された。</p>

収録刊行物

  • 日本体育学会大会予稿集

    日本体育学会大会予稿集 67(0), 335_3-335_3, 2016

    一般社団法人 日本体育学会

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