内部障害リハビリテーションの現状と展望

  • 上月 正博
    東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Rehabilitation for Visceral Impairment : Present Status and Future Perspectives
  • ナイブ ショウガイ リハビリテーション ノ ゲンジョウ ト テンボウ

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抄録

<p> 内部障害には,心臓機能障害,腎臓機能障害,肝臓機能障害,呼吸機能障害,膀胱・直腸機能障害,小腸機能障害,ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害がある.内部障害者数は急増し,身体障害者総数の30%を超えた.特に最近の増加率は非常に高く,内部障害者増加分は身体障害者増加分の93%を占めている.このように,内部障害リハビリテーション(以下,リハ)はすでにリハ医学・医療の基本領域になっており,重複障害リハでも役割が大きい.また,内部障害リハのゴールは単に在宅生活復帰や復職だけではなく,機能障害増悪,疾患再発防止,生命予後の延長を含むものであり,究極の理想的な医学・医療であるといっても過言ではない.</p>

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