酵母菌による木質バイオマスの長期分解・資化
書誌事項
- タイトル別名
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- Degradation of the woody biomass by the yeast
抄録
日本での木質バイオマス利用は充分ではない。特に林地残材や農作物非食用部などの木質バイオマスは大半が未利用であり、廃棄されている割合が高い。その原因として、リグニンなどの難分解性有機物質を含むことが挙げられる。難分解性有機の中でもリグニンは木材中の20%~30%程度を占め、植物細胞壁を固めて細胞同士を強固に接着しているので、木質バイオマスを利用するためにはリグニンを分解しなければならない。木質バイオマスは比較的リグニンの含有量が低い草本系のイネ科などはソフトバイオマス、リグニンが多く腐朽しにくい木本系はハードバイオマスに分類される。分解には熱処理や化学的処理があり、これらに比べて時間はかかるが、有害な薬品を要さない微生物による生物処理法が環境問題に対して適していると考えられる。そこで、本研究は難分解性有機物質を多く含んだ木質バイオマスを微生物に分解・資化させることで有効利用を試みた。
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 273-, 2016
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680567095552
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- NII論文ID
- 130005250652
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可