二次口蓋裂の同腹子犬2例から考察された自家遊離頰粘膜片移植の有効性
書誌事項
- タイトル別名
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- Efficacy of Autologous Buccal Mucosa Graft from Twin Dogs with Congenital Secondary Cleft Palates
- ニジ コウガイレツ ノ ドウフク コイヌ 2レイ カラ コウサツ サレタ ジカ ユウリ ホオ ネンマクヘン イショク ノ ユウコウセイ
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抄録
<p>広範な先天性二次口蓋裂に罹患した2カ月齢,ラブラドール雑種犬,未避妊雌の同腹子2頭が来院した.双茎弁スライド法を実施した症例1では,部分的な裂開による再縫合及び再手術が必要であった.自家遊離頰粘膜片移植を併用した症例2では,早期の症状の消失,順調な癒合が認められ,経過は良好であった.双茎弁スライド法は,欠損が広範な場合,粘膜有茎弁の不安定性や鼻腔粘膜の不足による過度な張力が問題となるが,自家遊離頰粘膜片移植により鼻腔粘膜での張力の軽減及び粘膜有茎弁の足場の形成により,それらの欠点を補塡することが可能であった.双茎弁スライド法と自家遊離頰粘膜片移植の併用は,広範な二次口蓋裂に対して有効な治療法かもしれない.</p>
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 69 (11), 687-690, 2016
公益社団法人 日本獣医師会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679689565184
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- NII論文ID
- 130005251302
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 027771037
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可