老化促進マウスにおける酒粕機能成分摂取による抗老化効果の検討  [in Japanese] The effect of bioactive compounds derived from sake cake on aging in SAMP8  [in Japanese]

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【目的】酒粕に多く含まれ,レシチンの脱アシル化によって得られるグリセロホスホコリン(GPC)の老化促進マウスにおける経口摂取での有効性について,本大会で報告してきた。酒粕にはGPC以外にも多彩な生理機能を持つ成分が含まれており,なかでもS—アデノシルメチオニン(SAM)は脳機能への有用性が示されている。そこで,本研究ではSAMやGPCの単独摂取に加え,両成分を同時に摂取することによる老化現象への影響について検討を行った。 【方法】早期老化・学習障害モデル動物である老化促進マウスP8系(SAMP8)に,SAM溶液(10 mg/100 ml)・GPC溶液(7 mg/100 ml)・SAM+GPC溶液・水(対照)を与え,老化への影響を検討した。評価は,外観・脳機能(行動解析)・血液分析・各種臓器への影響により行った。 【結果】老化に伴う外観の変化は,40週齢まではSAMやGPCの摂取により抑制されたが,その後差がなくなっていった。脳機能に関する行動科学試験では,新奇物体認識試験においてSAMとGPCの同時摂取が有効であることが示された。また,血液検査でも絶食によって生じる異常な低血糖がSAMとGPCの同時摂取によって抑制された。一方,回収した臓器の組織化学評価では、明確な差は認められなかった。  本研究はSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代農林水産業創造技術」によって実施された。

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  • Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics

    Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics 68(0), 17, 2016

    The Japan Society of Home Economics

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