2015年夏季の台風時の高波浪による一宮・一松海岸の侵食

• 宇多 高明

  一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室 日本大学理工学部海洋建築工学科

• 大谷 靖郎

  一般財団法人土木研究センター河川・海岸研究部

• 大木 康弘

  一般財団法人土木研究センター河川・海岸研究部

書誌事項

タイトル別名

• BEACH EROSION ON ICHINOMIYA AND HITOTSUMATSU COASTS OWING TO TYPHOON WAVES IN SUMMER IN 2015

抄録

九十九里浜南部の一松海岸では，2014年10月の台風時急速に侵食が進んだが，2015年の夏季には4個の台風が続けさまに襲来した結果，一宮海岸とその北側の一松海岸では従来にも増して激しく侵食が進み，砂丘（土塁）が大きく削り取られた．両海岸とも近年侵食が進み浜幅が狭まってきていたが，そのような状態で高波浪を受けたために既往の対策手法では問題解決が困難なほどの侵食が起きた．本研究ではその状況を3回の現地調査により明らかにし，今後の方策について考察した．

収録刊行物

• 土木学会論文集B3（海洋開発）

  土木学会論文集B3（海洋開発） 72 (2), I_91-I_96, 2016

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• Kujukuri Beach
• Hitotsumatsu coast
• Ichinomiya coast
• beach erosion
• sand dune erosion
• seawall damage

詳細情報

• CRID: 1390001205353506560
• NII論文ID: 130005263448
• DOI: 10.2208/jscejoe.72.i_91
• ISSN: 21854688
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejoe/72/2/72_I_91/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可