光遺伝学(オプトジェネティクス)の原理と基礎
-
- SUDO Yuki
- 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)
-
- KANDORI Hideki
- 名古屋工業大学大学院工学研究科
Search this article
Abstract
現代は「電気」の時代と言われる.自動車,パソコン,スマートフォンなど,私達の生活は電気なしでは成り立たず,私達は電気により生かされているとも換言できる.このような視点とは別に,私達の行動や情動,記憶などを司る脳神経活動は,電気の流れ(電位)により制御されているため,人を含むすべての生命活動は電気により成り立っているとも言える.本稿では,近年神経科学研究に電気革命をもたらせた光遺伝学(オプトジェネティクス)について,主役となる光駆動イオン透過装置(レチナールタンパク質)の動作原理と基礎を中心に概説する.
Journal
-
- Farumashia
-
Farumashia 50 (10), 958-962, 2014
The Pharmaceutical Society of Japan
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204499245312
-
- NII Article ID
- 130005265861
-
- ISSN
- 21897026
- 00148601
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- Abstract License Flag
- Disallowed