北太平洋におけるビスマスの分布とその分布形成機構

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タイトル別名
  • The distribution of bismuth in the North Pacific and its formation mechanism

抄録

<p>海洋における微量元素と同位体は,海洋内部や海洋と他の系(大気,堆積物や海洋地殻等)との境界域で起こる様々な過程を鋭敏に反映した海洋分布を示すため,そのような諸過程を理解する上で有用である。海洋滞留時間が短い元素は,これまでに知られていない不均一な水塊分布構造を解明してゆく上で貴重な手がかりとなることも期待される。これまでに,超微量元素ビスマス(Bi)に着目し,簡便な高精度海水分析法を確立し,西部北大西洋や北太平洋における溶存態Biの分布を解明してきた。講演では,得られた鉛直分布を解析した結果とそこから考えられる分布形成メカニズムについて考察する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205735604864
  • NII論文ID
    130005279894
  • DOI
    10.14862/geochemproc.63.0_146
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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