書誌事項
- タイトル別名
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- Cytology of bronchoalveolar lavage fluid can aid in the diagnosis of allergic bronchopulmonary aspergillosis
- —A case study—
抄録
<p>背景 : アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 (allergic bronchopulmonary aspergillosis : ABPA) は, 気管支喘息患者の気管支にアスペルギルスが持続的に腐生し, これに対するⅠ型とⅢ型アレルギーが成立して発症する疾患群である. 臨床像, 血清検査, 画像をもとに診断されることが多く, 気管支内容物の細胞診を見る機会は少ない. 今回 ABPA の 1 例を経験し, その特徴的な細胞像について報告する.</p><p>症例 : 79 歳, 女性. 喘息発作で入院した. Rosenberg の診断基準を満たし, ABPA と診断された. 気管支肺胞洗浄液細胞診で, 粘液を背景に好酸球が孤立性および集団で認められ, 隔壁を有する Y 字状分岐菌糸が散在し, シャルコー・ライデン結晶も認められた. 培養で Aspergillus 属真菌が分離された.</p><p>結論 : 気管支内容物の細胞診で, 粘液を背景に好酸球の集団と隔壁を有する Y 字状分岐菌糸を認めた場合, ABPA を鑑別する必要がある.</p>
収録刊行物
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- 日本臨床細胞学会雑誌
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日本臨床細胞学会雑誌 55 (6), 401-405, 2016
公益社団法人 日本臨床細胞学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679672281728
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- NII論文ID
- 130005286642
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- ISSN
- 18827233
- 03871193
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可