書誌事項
- タイトル別名
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- Successful application of LDL (low density lipoprotein) apheresis for a pregnant woman with hypertriglyceridemia-induced acute pancreatitis
抄録
妊娠中の急性膵炎は稀な疾患であるが,発症すると母体,胎児ともに予後が悪い。著明な高トリグリセリド(triglyceride, TG)血症による急性膵炎を発症した妊婦に対して,LDL(low density lipoprotein)吸着療法を施行し良好な経過をたどった症例を経験した。症例は35歳,妊娠39週の女性。TG 11,936 mg/dlの著明な高TG血症を認め,造影CTにて重症急性膵炎を疑う所見を認めた。帝王切開にて妊娠を中断の後,ICU入室となり急性膵炎,高TG血症に対する治療を開始した。高TG血症に対してLDL吸着療法を3回施行し,TG値は1,764 mg/dlまで低下した。その後,膵炎に対する保存加療が継続され,第15病日に退院した。高TG血症起因性急性膵炎において,高TG血症の治療併用は重要である。本疾患を合併した妊婦に対して,血漿交換と比較して合併症頻度の低いLDL吸着療法を選択し,安全に施行できた。
収録刊行物
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- 日本集中治療医学会雑誌
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日本集中治療医学会雑誌 24 (1), 26-30, 2017
一般社団法人 日本集中治療医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679420207872
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- NII論文ID
- 130005290135
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- ISSN
- 1882966X
- 13407988
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可